2019年8月2日金曜日

海外学生の短期訪問プログラム

学部が海外からの学生(学部~修士学生くらいか)を短期的に受け入れ、実験や解析などの実習を各研究室で行うプログラムを実施している。韓国、インドネシア、タイなどの国から二十人ほどの学生がやってきて、3~4人程度のグループに分かれて実習を行う。このプログラムで、今日三人の学生が研究室に来た。タイ、韓国、インドネシアからやってきたらしく、みんなgraduate studentsのようだった。

研究室での実習内容は昨年と同じく、rbcSの配列をデータベースから取得してアラインメントしたのちに、系統樹の推定をした。内容的にはあまり込み入っていないので、英語で説明するのもそんなに難しくはなかった。たまに記号などの英単語が出て来ずに言い淀む事はあった。

午前中2時間半程度の時間しかないので、あまり難しい事は出来ない。昨年、今年と手伝いに入って、もう少し大量データ解析によった内容の方が今日的かなと思うことがあるものの、1日くらいのスケジュールにする必要はあるだろう。

普段英語は書いて読むだけで、声に出してのコミュニケーションは機会がないので貴重だ。学生の時の方が、留学生もいて日常的に話していた気がする。話す力を維持向上させる機会は環境によってだいぶん違う。聞くだけなら、今はネット経由でMOOCsも含めてたくさんのコンテンツがあるから、逆に容易になった。CDからiPodにちまちまダウンロードして聞いていた時代すら懐かしく感じる。

実習は一応無事に終わった。少しでも学生の役に立っていればなあと思う。